どうも、ナカムラショウです。
さて、まずは前回(Part.1)の復習からいこうと思います。
「まだ見ていないよ」という場合はこちらからどうぞ。
etc・・・
Part.1では「支持されるやつの特徴」という話をしました。
その特徴の1つとして「分かりやすい話ができる」ということを言いましたね。
あなたの周りにもいるはずです。
いますよね?
こういう人を見てほとんどの人が尊敬の念を抱いたりします。
単純にスゴイなと。
こんなに理解しやすく説明できるなんて感動すら覚えると。
もちろん、尊敬される人は信頼もされます。
また頼られたり、アドバイスを求められたりもします。
そう。
多くの人はこの類に属する人を自然と「リーダー」と呼び、認識し始めるのです。
人の上にたつからリーダーなのではありません。
他の人に求められる人間が、その結果リーダーになっているのです。
例えば、よく「頭が良いけど話がわかりにくい人」っていますよね。
一概には言えませんが、こういう人は結構ガリ勉に多いです。
もちろん、ガリ勉が悪いってことじゃないですよ。
僕は勉強ができなかった方なので、勉強ができるってことだけでも、尊敬に値するのですが、世間一般で見ると、分かりにくい話をする人はアカデミックな教授タイプに多いってことです。
では、なぜ話が分かりにくいのか?
ここに大きなヒントがあります。
いいでしょうか。
今話した教授タイプは人に何かを教える時に、
「自分の知っていることを相手に話す」
というスタイルでレクチャーなり、アドバイスをしてきます。
と、この時点では感じると思いますが、これではダメなんです。
一概にダメってことはないですけど、僕が提唱するSPEC持ちリーダーには少なくともなれません。
というのも、この教授タイプには「相手の立場に立てない人が本当に多い」のです。
「自分の知っていることを相手に話す」スタイルでレクチャー。
一見正しく見えるかもしれませんが、これでは相手に伝わりませんし、理解もできないし、もっというと行動もしてくれません。
なぜなら、『相手に理解できる形にして知識・情報を渡していないから』です。
イメージとしては、鍵と鍵穴の関係が分かりやすいと思います。
教授タイプは鍵(伝え方)を1つしか持っていません。
それは自分の扉を開けることはできるのですが、他人の扉は開けられないんですよ。
たまたま、鍵の形が近い人がいれば、鍵穴にカギは刺さるかもしれませんが、扉が開くことはありません。
一方で、SPEC持ちリーダーはというと、「相手に理解できる形にして知識を渡す」ので、扉(相手)によって鍵(伝え方)を使い分けます。
それぞれの扉を開ける用に使い分けるのです。
だから、知識が頭に入りやすい。
扉が開くからこそ、知識が頭や感覚に入るのです。
もちろん、多数の人(1対多数)に説明する時もあるので、一人ひとりに対応してられないことも起こりえます。
しかし、SPEC持ちリーダーは、「伝えるグループにとって分かりやすいだろう形に変えて話をする」のです。
なるべく多くの人に「共通する鍵(伝え方)」をそこから見つけ出すのがうまいんですね。
不器用な教授タイプはこれができません。
自分が知っていることをそのまま話します。
なんなら、SPECという概念すらないので、「今の教え方がベストだ」ぐらいに思い込んでいる場合もあるのです。
正直このタイプが上につくと、あなたの人生がかなり無駄遣いされますね。
分かりにくい話を理解する時間などが発生するし、それに対するストレスもあるでしょう。
時間を大切にする僕からすれば、時間泥棒を通り越して、「命(いのち)泥棒」ぐらいに思ってしまいます。
とはいえ、人は簡単に変えられないし、教授タイプのレクチャー法を心配するほど、僕も暇じゃありません。
どちらにせよ、今できることは
「まずは自分がSPEC持ちリーダーになること」。
コレ以外にないわけです。
いいでしょうか。
SPECを持たずして、成功はあり得ません。
リーダーになるためには絶対必須スキル。
これを上手く使ったヤツから勝っていく。
成功者はこれを呼吸をするように操っている。
だたそれだけです。
というわけで、復習はこれくらいにして今回はChapter2の紹介ですね。
こちらからどうぞ。
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今回もかなり重要な話が展開されています。
特に、『【必殺技】具体と抽象』の辺りは、必ず見るようにしてくださいね。
ではまた。
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