どうも、マツイです。
この電子書籍では、「モテる勝ち組オクテ男子のアタマの中」を明かしていくわけですが、タイトルを見て、
「オクテなのにモテるわけがない!!」
と瞬間的に思った方もいるかもしれませんね。
オクテと言えば、“モテない”とか“陰キャ”みたいなイメージが定着していて、モテとは程遠い、恋愛ベタで引きこり、という印象があるし、
僕自身、これまで、こういった活動をしてきた中で、クライアントさんやメルマガ読者さんから
「女性に声をかけることに抵抗があります…。」
とか、
「気になっている女性と話すのが苦手です…。」
という悩みを抱えていたり、
「断られるのが怖くてデートや食事に誘えません…。」
といった相談をいただいたり、
「世間話ばかりしてしまい、踏み込んだ会話ができません…。」
こういったところに問題意識を持っていたり、
「なかなか自分の気持ちを伝えられません…。」
etc…
このような悩みが日々、僕のもとには寄せられるわけですが、彼らは「彼女が欲しいけど、なかなか恋愛に積極的になれない」という悩みを抱えているんですね。
僕も、数年前まで恋愛ベタで、オクテに足を引っ張られていたので、あなたの気持ちはよくわかります。
「やっぱりオクテはモテないんだ…」
と、がっかりさせてしまったかもしれませんが、そんなことはありません。
割と最近はオクテの男性にも脚光が浴びるようになってきているのです。
普通に考えたら、オクテは恋愛に限らず、普段のプライベートや仕事でも、デメリットが多いかもしれませんが、そういう男性を密かに求めている女性は意外にも多く、だからと言って、
今の“オクテのまま”で付き合えるか?
というと、そんなことはなくて、女性がオクテ男子を求めている背景に、
「モテている男は浮気しそう…」
とか、
「いつか離れていくんじゃないか…」
という不安から、
「そのリスクを回避したい」という側面があって、「女性の“本能”が求めているか?」というと、それはちょっと違うんですね。
やはり、女性の“本能”では、強くて、魅力的な男を求めていて、オクテである僕らは、「それをどう見せていくのか?」ということがカギになってくるわけです。
オクテはオクテで、マジメで誠実、優しさがあって、一途で恋人を大事にする。
といった良い部分もたくさんあって、こういう要素を女性は求めているので、オクテを無理に変えて“肉食系”みたいに振る舞う必要はないし、むしろ、そのままで構いません。
そのまま進んでいきましょう。
オクテの良い部分を活かしつつ、男としての魅力を同時に磨いていく。その第一歩として、「モテるオクテ男子の思考」取り入れることで、女性の“本能”が無視できないモテるオクテ男子に進化できるのです。
オクテのまま、女性に好かれる、落とせる、付き合える。そして、セックスできる。
あなたにはオクテ男子に最適化された、女性にモテるための考え方をこれからレクチャーしていくので最後まで読み進めていただければと思います。
それでは早速入っていきます。
2種類のオクテ男子
世の中には2種類のオクテ男子というものが存在していて、
・“トップ”オクテ男子
・“ボトム”オクテ男子
に分けれらます
ボトムにいるのは、“モテない”オクテ男子。
自信がなくて自分から女性にアプローチができないオクテ男子のことです。
僕の肌感覚ではありますが、おそらくオクテ男子の90%が“ボトム”オクテ男子に分類されるのではないでしょうか。
そして、トップにいるのが“モテる”オクテ男子。
しかし、トップと言っても彼らは、根っからのオクテです。
オラオラした、“ヤること”しか頭にないナンパ師や誰でも構わず下品に女性を口説きにかかるガツガツした肉食系と呼ばれる人種とは、女性に対するアプローチの仕方がまるで異なります。
トップにいるオクテ男子の恋愛の進め方の特徴として、積極的に自分から女性にアプローチしていくわけではありません。
彼らはオクテが持っている誠実さを武器に、女性の気持ちを深く理解し、共感し、女性が求めるものを必要な時に必要なタイミングでサッと差し出すことで、決してがっつくことなく、紳士的な振る舞いでスマートに女性と深い関係を持つことを達成しているのです。
では、トップにいるオクテ男子はどうやって女性と恋仲に発展させているのか?
“トップ”オクテ男子の基本戦略
というものがあります。
“基本”と書いたので、もしかしたら「つまらない話だな…」と思っているかもしれませんね。
ですが、あなたがこれまで聞いたことのないような話をするつもりなので、ぜひ、このまま読み進めてほしいと思います。
・・・
それで、まずもって、あなたにやって欲しいことがあるわけですが、それが、
パラダイムシフト
なんですね。
勉強熱心なあなたなら、一度くらい聞いたことがあるかもしれません。
パラダイムシフトとは、簡単にいうと、「発想の転換」のことで、「見方を変えろ」とか「固定観念を捨てろ」とか「常識を疑え」などのよく聞く言葉と同義です。
そして、今ここで、あなたにパラダイムシフトして欲しいんです。つまり、これまでの考え方を新しい考え方にシフトして欲しいんですね。
どういうことかというと、たとえば、ボトムオクテ男子は
告白=付き合う
という価値観を持っていると思います。
もう少し噛み砕いていうと、
「女性が欲しい」→「好かれたい」→「頑張る」→「告白」→「(上手くいけば)女性をゲット」
というのがこれまでの考え方・パターンなのですが、トップオクテ男子は違います。
これだけ聞くと、
「そんなことできるわけないじゃないか!」
「告白して付き合うのが普通だろ!」
こんな声が聞こえてきそうですが、トップオクテ男子のアタマの中はこうです。
「女性に必要とされる男になる」→「女性から寄ってくる」→「(確実に)女性をゲット」
これがトップオクテ男子のアタマの中であり、考え方なんです。
マジメで恋愛ベタな男性に限って、女性と付き合うには、
「自分から告白しなきゃいけない」
「自分からガンガン誘わなきゃいけない」
と思っていて、それと同時に、断られるのが怖いから
「告白できない」
「自分から誘えない」
という悩みを抱えているのです。
その一方で、自分がオクテということにコンプレックスを感じているので、心の中では
「やらなきゃ、やらなきゃ…」
「逃げちゃダメだ…」
みたいな葛藤の中で動いているから
「えっ?そこで行くの?」
みたいなタイミングで思い切って動いてしまったり、中には
「そんなにストレートに、それ言っちゃうの?」
というイタい人も多いわけですが、その象徴と言えるのが
“告白”のタイミング
ではないでしょうか。
ぶっちゃけ、いきなり告白するのってめちゃくちゃリスクが高いんですよ。
自分が好きになった女性が自分のことをどう思っているのかわからない段階で、どうアプローチしていいのかわからず、いても立ってもいられずに、いきなり
「好きです!付き合ってください!」
って告白したところで、
女性側からしたら、
「あなたのことまだ良く知らないのにいきなりお付き合いは…」
と感じてしまうし、
「友達からなら…」
という定番の断り文句が返ってきたり、
「ごめん…、男として見てなかった…」
と言われて撃沈。
オクテ男子からしてみれば、勇気を振り絞って告白したのに、フラれてしまい、立ち直れないくらいヘコんだり、恋愛に苦手意識を持ったりと、オクテにより磨きがかかってしまうのです。
こうやって文字にすると冷静に見ることができるかもしれませんが、心理学の研究で、男は恋をするとチンパンジー並みの思考回路になってしまうことが明らかになっているんですね。
実際に”恋は盲目”という言葉があるように、男は一人の女性を好きになると、その女性以外が見えなくなってしまいます。
そして、その結果、冷静な判断ができず、いきなり「告白する」という1番リスクの高い行動を取ってしまうんですね。
この方法で上手くいく可能性は極めて低いと言えるし、僕には遠回りに思えてなりません。
オクテの男性には絶対におすすめできない方法の一つです。
また、世にいる恋愛講師は未だに
「自信をつけるために100人の女性に声をかけてこい!」
とか
「スマホに入っている女性全員に今すぐLINEしろ!」
みたいなことを悪気もなく教えているわけですが、オクテの僕からしてみたら「頭がおかしい」としか思えません。
こういうことを教えているのは大抵、オラオラしているような肉食系かチャラチャラしたナンパ師に多いのですが、
こんな効率が悪くて非生産的なノウハウを平気な顔をして世に出しているのを見ると、僕は正直怒りが込み上げてくるわけです。
こんなノウハウが使えるのは、女性から、いくら”ノー”を突きつけられても、どんどん次に行けるような、何も感じない連中です。
彼らはメンタルが強いから、すぐに忘れてガンガン前に行けるんです。
彼らからしたら、告白しないと気が済まない。
自分から行かないと、いても立っていられない”マグロ”みたいなタイプ。止まっちゃうと死んじゃう人たちなんです。
しかし、これまでオクテを貫いてきたあなたが彼らと同じことをすると高確率で大火傷するでしょう。
ヘタしたら一生モノのトラウマを刻んでしまうかもしれません。
・・・
ごめんなさい・・・
ちょっとアツくなって言い過ぎてしまいましたが、僕も以前、女性に一目惚れして、周りが見えなって、勢いで告白し、フラれてしまい、長い間、立ち直れずにオクテをこじらせてしまったので、あなたには僕と同じ道を辿ってほしくないんです。
話がそれてしまいましたが、
実際は“告白”なんかしなくても女性と付き合うことはできるし、そのためにも、モテるトップオクテ男子の考え方にシフトする必要があります。
では、
「どんなパラダイムに変えればいいのか?」
というと、
「女性に好かれるために頑張る」のではなくて、「自分が女性に欲しがられる男になる」ということです。
逆なんですね。発想が。
女性があなたのことを一生懸命欲しがる。
あなたはそれをジャッジする。
良ければそのまま一緒にいたらいいし、気が進まなければ去ればいい。
どちらにせよ、女性があなたのことをもっと欲しくなって、一生懸命追いかけてきます。あなたが女性に寄って行くんじゃなくて、女性があなたに寄ってくるようにするんです。
「行く」側から「待つ」側に変わる。
もちろん、ただ待つだけではありません。
ちゃんと餌は蒔きますよ。でも、狩りはしません。
意味がわからないかもしれませんね。
多くの男は、狩ろうとします。餌を蒔いて狩ろうとする男もいれば、餌も蒔かずに狩ろうとするイタい男もいますが、どちらにせよ、みんな狩ろうとするんですね。
だけど、トップオクテ男子は違います。
餌だけを蒔くんです。そして、狩りではなく、釣りをします。
釣るんです。狩るんじゃなくて。
ここで言う餌というのは、女性が欲しがる「魅力」です。魅力という餌を蒔いて、その餌を欲しがる女性だけを引き寄せてアプローチします。
誰でもアプローチしているわけじゃないんですよ。基本的に。
いかがでしょうか?
これが、トップオクテ男子の基本戦略です。まずはこの考え方にパラダイムシフトして欲しいと思います。
さらに、その上で、女性の餌である魅力を身につける必要があるのですが、その魅力を出す上でとても大事になってくるトップオクテ男子の考え方の話をしていこうと思います。
トップオクテ男子のアタマの中
ここまででトップオクテ男子の基本戦略をお話ししてきたのですがいかがでしょうか?
基本と言いましたが、かなり重要な話をしてきたつもりです。
ですので、腑に落ちるまで何度も読んで欲しいのですが、これを踏まえた上で、トップオクテ男子の「アタマの中」を覗いていこうと思います。
「マインドセット」(考え方、心構え)
と言い換えても構いませんが、これに触れることで、これまでとは全く違った世界が見えてきます。
女性はもちろん、関わるすべての人があなたに引き寄せられてくる。
こんな世界の話です。
トップオクテ男子のマインドセットを挙げ出すとたくさんあり過ぎてキリがないわけですが、今回、僕がこれまで実践してきた中で、最も効果があって、絶対に外すことができない“3つのマインドセット”を紹介したいと思います。
では、トップオクテ男子がどういうマインドを持っているのかというと、
1つ目が、
女性は重要ではない
というマインドセットです。
こんなことを聞くと
「雑に扱えってことですか?」
と勘違いされそうなので、ちゃんと説明していくのですが、あくまでマインドセットであり、心構えの話をしています。
だから、倫理的にどうか、という話ではもちろんなくて、
「女性は重要ではない」というマインドセットを持つことで、余裕が生まれ、意中の女性とも緊張せずに話すことができるようになるんですね。
しかし、ボトムオクテ男子は、「女性に嫌われたくない」という一心で優しくし過ぎてしまったり、ただただ褒めたり、言いなりになったり、相手の気持ちを深読みし過ぎて何も行動に移せなかったりします。
また、女性に絶対的な価値があると思い込んでいるので、女性のために自分の尊厳とか、信念とか、欲求とか、お金とか、努力などを、価値ある女性にすべて提供しようとするんですね。
「これだけ優しくしているんだから、相手も自分のことを好きになってくれるだろう」、
と思い込んでいるんです。
しかし、それでは女性に振り向いてもらうことはできません。
そうではなくて、このマインドを持ってください。
「女性」は全く重要ではない。
このマインドを持つことで自分自身に心の変化が生まれ、トップオクテ男子の領域に一歩踏み込むことができるのです。
しかし、それができなければ、いつまでも女性と緊張してまともに話せないオクテのままです。
もちろん、女性というのは僕たちを産んでくれた尊い存在であり、愛すべき存在です。尊敬しなければいけないと思います。
ですが、
この尊敬が「相手中心」である、ところが問題なんですね。
ボトムオクテ男子にその傾向が強いのですが、どんなに尊敬の念を持っていても、それが相手中心になってしまうと、自分自身のレベルが相手よりも低いところにある、という状態なので、結局、相手から下に見られてしまいます。
しかし、トップオクテ男子は違います。
彼らは「自分中心」の尊敬なんです。
まず自分があって、相手がいる。
つまり、尊敬の念が自分中心にあると、自分のレベルを相手よりも下げることなく、強い気持ち、強い態度、強い会話ができるようになるわけですが、ボトムオクテ男子はこれを全然理解できていないわけです。
「たくさんの女性と、たくさんセックスしろ。そして、たくさん子孫を残せ!」
DNAにこう書かれているので無理はありません。
「女性とセックスして、そして、子供を作ることが一番重要だ」
ということを本能レベルで理解しているんです。
そして、モテないオクテ男子ほど女性、特に自分好みのカワイくて美人の女性に対して必要以上にこびてしまうんですね。
だから、ただただ優しくして好かれようとするし、いい人を演じて、「自分には価値があるんだ」ということを相手に理解させようとします。そして、「女性は傷つけてはダメだ。」「女性の意見に反対してはいけない」と思っています。
「その女性を失ったら凄くツラい人生が待っているんじゃないか。その女性を手に入れられなかったら、もうそれ以上の女性に出会うことはできない。人生で1番辛く苦しい瞬間が待っている。完全に不幸になってしまう…」
だから、とにかく女性に好かれようと、認められようとするんです。
「そうでないといけない」と思うんです。
「女性に対して“いい人”になることが最重要なんだ。」
こう考えるんですね。その思考が自分自身のレベルを下げていることも気づかずに。
しかし、自分よりもレベルが下がっている男をみて「魅力的だわ」と思う女性がいると思いますか?
思わないですよね。
これは女性に限らず、誰でも同じで、自分より本能的にレベルが低いと感じる相手に対して魅力を感じることは絶対にないんですね。
この話は、女にモテモテになって、とか、たくさんセックスして…という、そんなレベルの低い話ではありません。もちろん、それも手に入りますが、もっと、その先にある、それ以上の人生の成功や幸福を手に入れるための第一歩なのです。
女性は重要ではない
まず、このマインドセットを持ってください。
その上で、女性に価値を持たせない強力なマインドセットがあります。それが、
女性を妹だと思え
これです。
冗談ではありません。
「彼女は俺の妹だ」
という態度で接するんです。
別に、あなたに妹がいなくても問題ありません。僕もいないので(笑)
「いないのかよ」というツッコミはおいといて、いる場合は妹のことを思い浮かべてみて欲しいんですね。
いない場合でも、漫画やドラマによくある“兄と妹が接している場面”を想像してみてください。
いかがでしょうか?
普段、兄は妹をからかったり、いじったり、馬鹿にしたり、していると思います。でも、妹がピンチの時は身体を張って守ったりするのではないでしょうか?
もうピンときている方もいるかもしれませんが、
「彼女は俺の妹だ」
というマインドセットを持つことで、
女性に対して、緊張したり、ビビったりしない
ということです。
家族なんだから当たり前ですよね。
それに、自分が女性にとって「お兄ちゃん」であれば、妹より断然“力関係”はこっちが強いし、堂々と接することができるはずですよね。
これは別に妹がいなくても問題ありません。
2、3回やっているうちにだんだんコツが掴めてきます。妹のいない僕ですら、できたので大丈夫でしょう。
いいでしょうか?
相手を自分の妹だとイメージすることで、余裕を持って女性と会話することができます。
机上の空論に聞こえるかもしれませんが、一度このイメージさえ出来てしまえば、実際に緊張することはなくなります。
余裕が出て、相手をいじったりからかったり、強い言動が取れるんですね。
しかし、いつまでも女性に対して緊張してしまうオクテ男子は最初から、女性を無意識に“自分より上の立場”としてみてしまう“クセ”がついています。
言ってしまえば、相手が姉、自分が弟という感覚でしょう。
これだと、心理的には当然“下”の立場になるので、お姉ちゃんにからわれたり、バカにされて相手にされない弟のような、力関係が生まれてしまうのです。
だから、女性の反応を伺ったり、いちいち動揺してしまいます。
そんなあなたの姿を見て、女性も
「この人は魅力がない」
と本能的に感じてしまうんですね。
そうではなくて、
「自分は兄貴で、相手は俺のかわいい妹なんだ」
まずは女性を前にした時、これを強く意識してください。
この意識で接することで、自然に、そして、気軽な気持ちでいじったり、からかったりができるようになります。
「そうは言っても、妹いないし、わからない…」
という場合は、「NANA」という少女漫画がおすすめです。
女性目線で書かれていて
“強くて優しくからかってくれるお兄ちゃん像”
がわかりやすく描かれているので参考になるはずです。
僕もこのマインドセットを持つ前は、女性に苦手意識を持っていました。
女性を前にすると心臓がバクバクして、肩にものすごい力が入って、挙動不審になってしまったりと、会話どころではありませんでした。
しかし、
「彼女は妹なんだから、緊張するのがおかしい」
「ちょっと強気に出ても大丈夫だろう」
「それが優しいお兄ちゃんの役目だろう」
と思うことで3人目くらいから目の前の女性が自分の妹だと“本気”で思えるようになったんですね。そして、全く動揺していない自分に気づいたんです。
この余裕が、態度が、スタンスが、女性に魅力的で興味深い男と感じさせ、求められる優位な立場になれるわけです。
それだけじゃありません。
女性からは“優しいし包容力があるけどクールで不思議な魅力を感じる男”という評価をもらえるようにもなりました。
「いやいや、マツイさん。他人の女性は妹じゃないよ」
こんなことを言いたくなっているかもしれませんね。
でも、これはイメージの話なんです。
あなたの頭で何をイメージしようが、あなたの自由ですよね?
誰にも縛られる理由はありません。
で、あるならば、あなたが有利になることをイメージした方がおトクですよね。
大丈夫。難しい話は全くしていません。
女性に対して、「俺はおまえの妹だ!」なんて言ったりするわけじゃないんです。
“そうイメージして接する”ことで女性に対する苦手意識がなくなってくる
という話です。
しかも、たったこれだけのことで女性から“強くて魅力的”と思われるなら、やらない手はないでしょう。
いいでしょうか?
今日から女性と接する時はこの“妹マインド”を徹底して意識してください。
最初は慣れなくて変な感じかもしれませんが、2人、3人と試してみるとすぐにコツがわかってきます。
そして、コツが掴めた瞬間から、女性に対する態度や自信が変わって行くのを実感できるはずです。
ここまでで、
・女性は重要ではない
・女性を妹だと思え
というマインドセットについてお話ししてきたわけですが、おそらく、ここまでであなたの女性に対する意識というものはガラリと変わったのではないでしょうか?
この2つを取り入れるだけでも女性と対峙した時に緊張しにくくなると思うので、ぜひ取り入れて欲しいと思います。
この2つを取り入れた上で、さらに、もう一つ取り入れて欲しいマインドセットがあります。
これは、多くのボトムオクテ男子が抱える悩みの一つでもある
只の“いい人”で終わってしまう
という現状を脱却し、
“いい男”になる
ためのマインドセットでもあり、トップオクテ男子は例外なく身につけているものです。
それが何かというと、
誠実の上のあざとさ
これです。
あなたは誠実な人間ですか?それとも、あざとい人間ですか?
一般的に使われる「誠実」という言葉は、ポジティブな意味が含まれていると思います。「あいつは誠実だから安心できる」とか、「誠実な人間になりなさい」とか、つまり、多くの場合は、学校や社会でマジメな人間を目指していて、多くの人は、自分にも他人にも、この「誠実」な状態を良しとしています。
ただ、一口に言うと、「普通」だと言うことです。
よく言えば、「正直な人」とか「良い人」とか「健全な人」となるんでしょうが、少し見方を変えてみると平凡な人、人並みな人、標準な人、型通りの人、当たり障りのない人…ということになってきます。
一方で、「あざとい」という言葉は、ネガティブな意味で使われることが多いと思います。ズルいとか、ずうずうしいとか、抜け目がないとか、悪知恵が働く、とか、基本的にズル賢い人間として扱われることがあります。
しかし、これまた見方を変えてみると、「立ち回りの上手い人」とか
「駆け引き上手な人」とか、「相手に気に入られるのが上手い人」といった扱いを受けることもあります。
どちらが良いのか?
という話になってくるのですが、どちらとも言えません。
周りの目ばかり気にしすぎてマジメに誠実に生きていても、苦労や苦悩は少ないかもしれないけど、可もなく、不可もない、何の変哲のない人生しか待っていないと思います。
だからと言って、“あざとさ”だけをまとって生きていたら、ただのイヤな奴だと思われてしまいます。
要はバランスです。バランスが大事なのです。
そして、本当に大事なのは誠実とかあざとい、というくくりではなく、
どれだけ相手の感情をキャッチできるか
なんですね。
相手の感情をガッチリ掴むことができれば、誠実とかあざといとか、そういう概念は特に関係ありません。ただ言葉の定義で言うと、人は誠実な人に安心感を覚え、あざとい人に感情を動かされます。
誠実の上のあざとさ
という言葉を覚えておいてください。
全部あざといと、それこそイヤなやつですが、誠実さを持った上でのあざとさというのは、相手の感情を揺り動かし、つかんで離さないため、かなり良いスパイスになります。
実際に、モテているトップオクテ男子達を観察すると、皆、“誠実の上のあざとさ”を持っています。
意識してか、していないかは別として、必ず持っているんですね。そして、そういう人たちは例外なく女性からモテています。
それで、誠実な行動や考えについては、これまで散々、親や教師から叩き込まれてきたと思うので、説明の必要はないと思いますが、あざとい行動や考え方と言われると、正直よくわからない部分だと思います。
ですので、具体例を挙げたいと思うのですが、先ほど、“ボトム”のオクテでマジメな男性は“告白=付き合う”というパラダイムで生きていると言いました。
しかし、トップオクテ男子は違う。自分からガンガン行くのではなく、“待つ”というパラダイムで生きていると。
ここが両者の大きな違いとして一つ挙げられるわけですが、トップにいる彼らが何をやっているのか?というと、
“イエスorノー”
を迫らない
んですね。
要するに、相手に具体的なオファーを投げる時に「イエスか?ノーか?」の2択で答えられるようなオファーを投げないんです。
この2択を問わずに、状況だけ作って、下地だけ作って、イエスもノーも問わずに連れ込むんですね。
「気づいたら横にいる」という状態をつくっているわけです。
この状態を作るためにやっている具体例として
既成事実を積み重ねていく
ということが一つ挙げられます。
ボトムにいるオクテの男性はいきなり告白して“ノー”を突きつけられてしまうわけですが、トップオクテ男子はイエスもノーも求めずに、気づいたら、男女の関係になっている。
気づいたら既に向こうにも好意があって、それがわかる状態になっている。
彼らは何をやっているのか?
というと、遠回しに好意を伝えたり、さりげないボディタッチをしてみたり、思わせぶりなアイコンタクトをしたり、といったことを自然としつつ、相手が食いつきそうな話題を上手に振ってあげて、スルスルと次に進んでいってるのです。
こういった既成事実を積み上げていくことで、食事に誘うにも、デートに誘うにも、ホテルに誘うときですら、既成事実さえつくってしまえば、
「じゃあ、行こっか?」
と、サクッとオファーを投げるだけで、自然と次に繋がってしまうんですね。
僕らが進んでいくべき方向はこういう状態です。
イエスか?ノーか?を迫るようなオファーは一切やらない。
相手が気づかない間に自分という存在を相手の脳内で埋め尽くしていく。
例えは悪いかもしれませんが、相手のアタマの中にウイルスを放り込んで、そのウイルスがどんどん成長していって、増大していく。そんなイメージ。
だから僕らがやることは、
イエスかノーかで迫らずに既成事実だけを積み上げていく
ということ。
こっちの方がストレスは少ないし、
相手にとっても負担がないし、
そいう方向で僕らは恋愛を進めていった方が効率的なんですね。
・・・
いかがでしょうか?
ここまで、モテる勝ち組オクテ男子がどういったことを考え、女性にアプローチしているのか?ということをお伝えしてきました。
トップとボトムの違いは何か?
それがアタマの中であり、マインドセットの違いなんですね。
マインドセットが全て
であり、最初のマインドが1番大事なんです。
・女性は重要ではない
・女性を妹だと思え、
・誠実の上のあざとさ
今回は、この3つのマインドセットをお伝えしたわけですが、
このマインドセットが根底にあるから行動や思考を生み出すわけです。
このマインドセットがアタマのナカにあるからテクニックやノウハウが生み出されるわけです。
だから、一つひとつを本当に大事にして欲しいんですね。
もちろん一朝一夕にはいかないですよ。すぐに身につけることはできませんが、
そこは意識しながら、トレーニングしながら少しずつ血肉にしていくしかありません。
だから、「いいこと聞いた」で終わらせずに、何度も読み返しながら理解を深めていってください。
一度読んだだけでは、絶対に忘れます。二度、三度と読み返し、そして、実際の日々の生活の中でアウトプットしていくことで、感覚に染み込んでくるわけです。
車の運転と同じです。毎日乗っていれば、無意識にエンジンをかけて、無意識でハンドルを操作していると思うのですが、そういう状態を目指して欲しいと思います。
というわけで、今回はこれで終わりたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
マツイダイキ